仕事をやめたらハローワークへ。雇用保険の失業手当をもらいましょう

おはようございます、社労士の有馬です

人生色々、会社も色々といった人が誰だったかは忘れましたけど確かにその通りだと思います

そんな色々ある人生の中で仕事を辞める事もあるかと思いますが、そんな仕事をやめたときにどうすればいいか、社労士的目線からアドバイスしたいと思います

今回の話題はハローワークでもらえる雇用保険の基本手当。失業手当とも呼ばれるお金のことです

もくじ

この記事を書いている私は社労士としての経験を四年ほど

仕事を辞めたこともあり、実際に失業手当をもらったこともあります

実際にもらった事がある身からすればこの制度は非常にありがたかったので、もしこれから仕事をやめたり、仕事をやめたばかりでこの制度が利用できる人は是非、利用してもらえればと思います

雇用保険の基本手当。失業手当とは

雇用保険の基本手当て。失業手当とは

雇用保険の基本手当というのは一昔前までは失業手当と呼ばれていました

年配の方などは失業手当や失業保険なんて呼び方をする人もいます

私も言葉のイメージが分かりやすいので人に説明するときはついつい失業手当といってしまうのですが、正確には基本手当が正しい呼び方です

ここでは分かりやすさを重視するために雇用保険の基本手当の事を失業手当と呼びます。社労士試験を受験する方は間違って覚えないようにお気をつけください(笑)

さて、そんな失業手当役割というのは新しい仕事を探すまでの生活の資金として提供されるものです

仕事をやめると収入が途絶えますので、どうしても動くことが難しくなりますからね

一昔前は失業保険をもらうなんて…なんて白い目で見られる風潮もあったようですが、全くそんな事気にする必要ありません

国が決めた制度ですし、そもそもそのために雇用保険料も支払っているのですから、堂々ともらえばいいんです

失業保険をもらって一日も早く新しい就職先が見つかるように動いたほうが良いに決まってますし、そのために失業保険は用意されているのですからね

雇用保険の基本手当。失業手当がもらえる条件

雇用保険の基本手当。失業手当がもらえる条件

そんな失業手当のもらえる条件ですが、以下のようになっています

雇用保険の被保険者が離職して、次の1及び2のいずれにもあてはまるときは一般被保険者については基本手当が支給されます。

  1. ハローワークに来所し、求職の申込みを行い、就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、本人やハローワークの努力によっても、職業に就くことができない「失業の状態」にあること。
    したがって、次のような状態にあるときは、基本手当を受けることができません。

    • 病気やけがのため、すぐには就職できないとき
    • 妊娠・出産・育児のため、すぐには就職できないとき
    • 定年などで退職して、しばらく休養しようと思っているとき
    • 結婚などにより家事に専念し、すぐに就職することができないとき
  2. 離職の日以前2年間に、被保険者期間(※補足2)が通算して12か月以上あること。
    ただし、特定受給資格者又は特定理由離職者については、離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6か月以上ある場合でも可。※補足2 被保険者期間とは、雇用保険の被保険者であった期間のうち、離職日から1か月ごとに区切っていた期間に賃金支払いの基礎となった日数が11日以上ある月を1か月と計算します。

ハローワークHPより引用

何が書いてあるかというと

ハローワークで求職の申し込みをして、就職する意思があり、すぐに就職できる状況にある人で(1.)

離職の日以前二年間に雇用保険の被保険者期間(雇用保険に加入している期間)が12ヶ月以上ある人(会社都合で仕事を辞めた人や正当な理由で辞めた人は離職の日以前1年間に6ヶ月の被保険者期間でも可)(2.)

が、失業手当がもらえるもらえると書いてあります

ざっくりまとめると、通常は辞める前の2年間に雇用保険に1年間入ってればもらえて、特定受給資格者や特定理由離職者と呼ばれる人は辞める前の1年間に6ヶ月雇用保険に入ってれば失業手当がもらえるということです

特定受給資格者と特定理由離職者に関してはここで説明すると非常に長くなるので、リンクを貼っておきますのでハローワークのページを参照してください

特定受給資格者と特定理由離職者の範囲(ハローワークHP)

雇用保険の基本手当。失業手当でもらえる期間と金額

雇用保険の基本手当。失業手当でもらえる期間と金額

失業手当をもらえる期間についてまず押さえておくべきことは失業手当は基本的には離職した翌日から1年間の期間内しかもらえないということ

妊娠や病気などの理由があれば延長できますが、基本的には1年間です

そしてその中でもらえる期間は異なってきます

失業手当がもらえる期間

自己都合退職 雇用保険の被保険者期間
1年未満 1年以上5年未満 5年以上10年未満 10年以上20年未満 20年以上
全年齢 90日 90日 120日 150日
会社都合退職(特定受給資格者) 雇用保険の被保険者期間
1年未満 1年以上5年未満 5年以上10年未満 10年以上20年未満 20年以上
30歳未満 90日 90日 120日 180日
30歳以上35歳未満 90日 120日(※90日) 180日 210日 240日
35歳以上45歳未満 90日 150日(※90日) 180日 240日 270日
45歳以上60歳未満 90日 180日 240日 270日 330日
60歳以上65歳未満 90日 150日 180日 210日 240日

※受給資格に関わる離職日が平成29年3月31日以前の場合の日数

このように結構かつかつなスケジュールの方もいるので、失業手当をもらう際は早めに手続きにいきましょう

失業手当の金額

失業手当の計算方法は離職した日の直前の6ヶ月間にもらった賃金を180日で割った金額の50%~80%(60歳~64歳は45%~80%)となっていて、賃金が少ない人ほど高い率となっています

また、賃金日額には上限があり、以下のようになっています

30歳未満 6,750円
30歳以上45歳未満 7,495円
45歳以上60歳未満 8,250円
60歳以上65歳未満 7,083円

まとめ

失業手当についてご説明しましたがいかがだったでしょうか

三度目になりますが、失業手当に関しては私ももらったことがあり、とてもありがたいと思った制度ですので、利用できる方は是非利用してみてください

もしやり方がわからなかったり不安に思ったりした場合は専門家かお近くのハローワークに相談しに行きましょう

今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです