新しい厚生労働省が発足。10/2に行われた根元大臣の会見概要の気になるところをピックアップしてみました

おはようございます、社労士の有馬です

2018年10月2日に第4次改造安倍内閣が発足し、それにあわせて2018年10月3日に新しく厚生労働大臣に就任した根元大臣の会見が会見室で行われました

これからの社会保険がどうなっていくのかを知るための大事な会見ですので、社労士としても一国民としても見逃せない会見となっています

そんな大切な会見の気になるところをピックアップしてみましたので、私と一緒にどんな内容だったのか確認していきましょう

もくじ

大臣が変わると同時に社会保険は大きく見直される傾向にあります

今、政府がどういう問題意識を持っているのか、これからどうして行きたいのかを知ることは、コンプライアンスを守る上でも重要なことです

今回の会見で社労士として気になった部分をピックアップしてみましたので、一緒に確認していきましょう

社会保障全体。特に高齢者の医療について

記者の一つめの質問が、上がっていく社会保障費と年金についてでした

現在の社会保険を語る上でどちらもはずせないテーマであります

その質問に対する大臣の返答の大事そうな部分を抜粋してみます

これから社会保障全体、医療・介護を考えると、毎年高齢化によって費用は増えていくので、その負担を減らさなければならないというテーマになります。(中略)女性活躍、あるいは高齢者で元気でやる気のある方には現役で頑張ってもらいたいということであり、それによって担い手・支え手も増えていくわけであります。そういう視点に立って、65歳の定年や継続雇用で延長してもらうという、みんな元気ですから。あるいは、予防に力を入れて、元気で活躍できる年齢を引き上げていくということです。
<厚生労働省HP 根本大臣会見概要より抜粋>

要約すると、支え手を増やすことが社会保障、医療・介護のバランスを取り戻すことであり、その為に支え手を増やしていかなければいけないと言っています

女性が活躍できる社会や、定年延長、継続雇用などの施策がそれにあたり、これからもますます重要視されていくことでしょう

特に、女性が活躍できる社会というのは、前々から力を入れているにも関わらず、あまり成果が得られていない分野でもあります

これからはそういった分野への取り組みが強化されるのかもしれません

障がい者雇用の水増しの件について

やはりとりあげられましたね

幸い厚生労働省では不正は無かったようですが、それにしても、管理不足の謗りを受けるのは免れません

特に民間企業にキチンと守るように言っていて、罰金(名前は違いますが、ニュアンスは一緒です)まで課しているのですから、お手本となるべき公の機関は、より厳しく、規定を上回るくらいの心がけでいてほしいものです

これに対する根元大臣の返答を抜粋すると以下のようなことでした

今、調査して、第三者委員会で専門家にそれを点検してもらっていますから、どうしてこういう問題が起こったのかをまずきちんと検証していく必要がある。その上で、これからどういう対応をしていくかという話の中で、今の話に出てきたことも対応の一つとしての検討課題であると思います。いずれにしても、今回の事態の検証、チェック機能を強化していくと同時に、これからきちんと計画的な取組も進めていく、そして、国や地方公共団体における障害者枠の採用も拡大していかなければならない。
<厚生労働省HP 根本大臣会見概要より抜粋>

調査中、第三者委員会で検討中みたいですね

発覚してから時間も経っていることですし、そろそろ何かしらの答えを言ってほしいものです

あ、いや。別にこれは政府批判でもなんでもなくて、ただ、指針が早く知りたいということです

先ほども書いたとおり、一定規模以上の企業は障がい者雇用の義務があり、怠ると罰金があります

公の機関でのずさんな管理が発覚したということは、民間でもなんらかのチェックを要請されるはずです

これからより厳しくなることが予想されるので、早く答えを出してほしいものですね

まとめ

他にも医療者の働き方改革についてや、高度プロフェッショナル制度のデータの取り方の問題について質問をされていましたが、社労士として私が気になったのは上記の二つの点でした

定年延長、女性の活躍・進出、多様な働き方、障がい者雇用といった項目がこれからの社会保険のメインテーマとなりそうです

根元大臣の会見概要の全体が気になる方は、リンクを貼っておくのでよろしければご覧ください

厚生労働省HP 根元大臣会見概要 2018.10.3

それでは今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです