おはようございます、社労士の有馬です
今年も社労士試験が近づいてきましたが、受験生の皆様は今頃最後の追い込みをされていることでしょう
この記事を書いている私も社労士なわけですから社労士試験に合格しているわけです
そんな先達合格者の私から(大上段)社労士試験を受ける方へのアドバイスをしたいと思います。我ながら良いアドバイスができたと思いますので是非読んでいってください(自画自賛)
社労士試験を受ける人に向けてのアドバイス(試験のヤマとか勉強方法のアドバイスはしません)
今回の記事ですが、どこが出やすいとか、どういう勉強方法がいいというアドバイスは行いません
そういうのに興味のある方は資格学校のページをご覧いただいた方が参考になると思います。LECとかTACとかで検索してみてください
今回記事にするのは社労士試験当日のことです
本試験当日に私が思ったこと。こうしとけば良かったと思ったことを記事にしていますので、是非参考にしてみてください
社労士試験を受ける人に向けてのアドバイス。交通編
社労士試験は各地の大学で行うと思いますが、そこに向かうとなるとおそらく電車でしょう
人によっては1時間も2時間も前に着けるよう出発する人もいるようですが、あまり早く行くのはおすすめしません
大体30分~45分くらい前に会場入りして席につけるように出発するnのが良いとおもいます
なぜそれくらいの時間をオススメするかというと、あんまり早くから試験会場にいると緊張してしまいますし、疲れてしまうからです
そんな状態では脳は十分なパフォーマンスを発揮できません
早めに会場入りして最後の追い込みをしようとする人がいるかもしれませんが、脳が通常の状態ではないので、効果は薄いです
それよりも前日にゆっくりと睡眠をとる方が重要です
最後の追い込みは忘れやすい単語をまとめたノートを見返すくらいにしておきましょう
あと、30分~45分くらい前に席につけるように移動すると、近くに社労士試験を受ける人がいるので道に迷う心配もないので安心です
これくらいの時間を目安に行動すれば良いかと思います
社労士試験を受ける人に向けてのアドバイス。昼食編
社労士試験は午前と午後に分けて行われます
なので途中、昼食休憩を挟むのですが
昼食は必ず事前に近くのコンビニなどで買っておくようにしましょう
実はこれ、結構いいアドバイスだと思います(自画自賛
なぜなら始めて行く場所(模擬試験を受けている人でも2・3回)でどこに食べ物屋があるかもわかりませんし、昼休みに入ってから昼食を買いに行っても同じような人で混み合っていることが予想されるからです
ちなみに昼食を抜くのは論外です
午前中の試験で脳みそは栄養を使い果たしてますから、キチンと昼食をとらないと午後の試験で十分なパフォーマンスを発揮することはできません
食べたら吐くとか胃がムカムカするという状況で無い限りはキチンと昼食をとりましょう
そして昼食をとったら少し辺りを散歩してみるといいでしょう
緊張がほぐれますし、脳の活性化につながります
運動すると心臓が動いて脳に血液が循環するので脳がパフォーマンスを発揮しやすくなるのです
あと、午前中の試験が上手くいかなかったとしても絶対にクヨクヨしてはいけません。……いやまあ、それが難しいといわれればそうなのですが、もしクヨクヨしそうなら体を動かすのがオススメです。運動はストレスを逓減してくれます
それともう一つ、気分転換用に甘いものを用意しておくのもいいと思います
甘いものを食べるとストレスが緩和されるそうですのでチョコレートを一欠片食べるのもいいでしょう
社労士試験を受ける人に向けてのアドバイス。試験中編
ちょっと時系列が前後しますが、最後に試験中のアドバイスです
試験を受けていると物音が気になったり、今まで楽勝だった問題が急に思い出せなくなってパニックに陥ることがあると思います
そういったときの対処方をご紹介します
対処法① トイレに行く
運動をすると血液が脳にいきわたるので脳が活性化します
なのでパニックに陥ったり緊張しすぎて脳が働いていないと感じた時には迷わずお手洗いに行きましょう
恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんが、年に一度のチャンスなのですから気にしている場合ではありません
せっかく合格できるパフォーマンスがあるのにそれを十全に発揮できないのは非常にもったいないです
対処法② 周辺知識を思い出す
プルースト効果(嗅いだ匂いから記憶がよみがえってくる)に代表されるように、人間の記憶は色々なものと結びついています
もしどうしても思い出せない知識がある時は、思い出せない部分を勉強していた時のことを思い出して見ましょう
教科書に書いてあった思い出せない部分の周りに書いてあったこと、質感、ページの分厚さ、勉強に使ったペンの色、その日の天気、場所、音、時間、色々なことです
そうすると不意にぱっと思い出せるときがあります。人間の記憶は色々なものと結びついているので、関係ないことを考えていると記憶が連動して浮かび上がってくるからです
ただし、3分くらい考えて思い出せないようだったら一度あきらめて後に回しましょう。その問題ばかりに時間をとられてしまえば本末転倒です
他の問題を解いているときに思いだせるかもしれません
対処法③ 呼吸を整える
何かを思い出したり集中して作業するときには呼吸を整えるのは非常に役に立ちます。なぜなら脳が働くときには大量の酸素を消費するからです
酸素を効率的に体内に取り入れる方法が呼吸法です
パニックから立ち直る効果もありますので、そういうときに一度試みてみるといいでしょう
ちなみに日常生活でパニックに陥りそうなときにも効果があります
あと便秘にも効果があります
これらにお悩みの方は是非試してみてください
STEP1 息を吐ききる
体中の息を全て吐ききります。そして吐ききったら体の力を緩めましょう。すると自然にお腹の中に空気が入ってきます。そうです、腹式呼吸です。深い呼吸には腹式呼吸が欠かせません
STEP2 入ってきた息を吐く
STEP1で吸った息を吐きます。この時一気に吐くのではなく、細く長く吐きます。ゆっくりと時間をかけて息を吐ききり、全て吐ききったらまた体を緩めます。これが、一連の流れです
STEP3 数を数える
ここが一番重要なのでよく理解してください
STEP1とSTEP2を繰り返しながら頭の中で数を数えます
息を吐いて → 息を吸う
このサイクルを『1』と数え、10回繰り返します
この時、数字のこと以外何も考えないようにします
試験を受けていることや、思い出せない問題のことは一度忘れてください。完全に数字を数えることだけに集中します
それでは一緒にやってみましょう
まずは息を吐ききって…それから息を吸います。
吐いて…吸って…吐いて…
1…2…3…
…………
……できましたか?
できませんよね?
それで大丈夫です!
私自身、何度もこの呼吸法を行っていますが、数を数えることだけに集中できたためしは一度もありません
数を数えることだけに集中するってかなり難しいんです
実はこの呼吸法は『数息観』という禅の修行のひとつで、古来インドから伝わってきた精神修養のひとつです
この修行を完璧に行うのはお坊さんでも難しいといわれています
なので、素人の私たちが完璧にできるわけありません
心にうつりゆくよしなしごとがそこはかとなく脳裏を駆け巡ることでしょうが、やり直したりせず、10まで数えきってください
ではもう一回やってみましょう
まずは息を吐ききって…それから息を吸います。
吐いて…吸って…吐いて…
1…2…3…
…………
どうでしょう? 落ち着いたでしょうか?
パニックに陥りそうなときや知識が思い出せないときは一度やってみてください
追記
この呼吸法を行うときの注意点です
この呼吸法は腹式呼吸を行うのでかなり内蔵が動きます
なので便秘の解消にも効果的なのですが、やりすぎると腸が活性化してお腹が痛くなってくることがあります
やりすぎには注意してください
まとめ
事前にどれだけ勉強しても本番でパフォーマンスを発揮できなければ意味がありません
試験当日に最大のパフォーマンスが発揮できるようにあらかじめ準備を整えておきましょう
今回は以上となります
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです