埋葬料、家族埋葬料、埋葬費の違いとは。社労士が詳しく解説します

おはようございます、社労士の有馬です

業務上、通勤途上以外の死亡が起きた場合、埋葬料、家族埋葬料、埋葬費のどれかが健康保険から支払われます

埋葬料、家族埋葬料、埋葬費の違いはなんなのでしょうか

万が一のために、知識として覚えておきましょう

もくじ

埋葬料、家族埋葬料、埋葬費は業務上、通勤途上以外の死亡の場合に、健康保険から支払われます

万が一そういったことが起きたときのために、私と一緒に三つの死亡の時に支払われる給付について学習しておきましょう

※ここではサラリーマンの加入する健康保険について解説しています。ご注意ください

埋葬料

埋葬料は健康保険の被保険者が死亡し、被保険者によって生計を維持されていた人が埋葬を行うときに、埋葬を行う人に支給されます

分かりやすく言い直すと、サラリーマンの人が死亡して、その人の葬式を出した人に支給されます

生計を維持されているというのは、健康保険でいう被扶養者である必要は無く、同一世帯である必要もありません

生計の一部でも維持されてればいいという、かなり幅広いものとなっています

支給額は一律5万円です

ちなみに業務上、通勤途上の死亡の場合は、労災保険から葬祭料、もしくは葬祭給付が受けられます

家族埋葬料

家族埋葬料は健康保険の被扶養者となっている家族が死亡したときに被保険者に支給されます

言い換えると、サラリーマンの人の家族が死亡したときにサラリーマンの人に支給される保険給付です

ここでの被扶養者は埋葬料のところで説明した生計維持されている人ではなく、健康保険の被扶養者である点には注意が必要です

健康保険の被扶養者について解説してある記事はこちら

なお、死産児の場合は被扶養者とはならないので家族埋葬料は支給されません

生後2~3週間で死亡したような場合は支給されます

支給額は一律5万円です

埋葬費

埋葬費と埋葬料は字面は似ていますが、内容は少し違います

埋葬費は被保険者が死亡したときに、家族や身近な人がいない場合に、実際に埋葬を行った人に支給されます

埋葬費との違いは生計を維持されているという要件が無いことです

ざっくばらんに言うと、他人がサラリーマンの人の葬式を出した場合に支給される給付ということですね

天涯孤独の人手、会社が葬式を出したような場合でしょうか

費用は埋葬料の範囲内で実際に埋葬に要した費用

つまり5万円のうち、葬式で使った実費です

一律5万円ではないので注意です

この実費には葬儀代、霊柩車代、供物代、僧侶への謝礼が含まれます

まとめ

埋葬料、家族埋葬料、埋葬費について解説しましたがいかがだったでしょうか

実際には葬儀屋さんが丁寧に説明してくれるでしょうが、覚えているといつかどこかで役にたつこともあるかもしれません

それでは今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです