【労災・健保】飼い犬に手を噛まれた場合は注意。第三者行為災害について解説します【交通事故】

おはようございます、社労士の有馬です

第三者行為災害という言葉には聞きなじみが無いかと思いますが、実は案外身の回りで起こっている出来事なのです

例えば他人の飼ってる飼い犬に手をかまれた場合や交通事故で怪我をした際など、誰かのせいで怪我をした場合には通常の健康保険ではなく、第三者行為災害の手続きが必要です

特に労災の場合は第三者行為災害なのか、それとも通常の労災なのかといった部分が重要になってきます

第三者行為災害とはなんなのか、どいう手続きが必要なのか、私と一緒に確認していきましょう

もくじ

第三者行為災害という言葉はあまり聴き覚えがないかと思います

しかし、普通に病院にかかっていることでも実は第三者行為災害にあたるということが、実は結構あるように思います

特に第三者行為災害か否かが重要になるのは労災の時でしょう

通常の労災保険を使うのと、第三者行為災害で労災保険を使うのではかなりの差があります

第三者行為災害について今回の記事で学んでおきましょう

第三者行為災害とは

第三者行為災害とはその名の通り、第三者が加害者となって起きた災害をいいます

例えば、飼い犬に手を噛まれるですとか、交通事故ですとか、喧嘩などで怪我をした場合です

第三者行為災害によって、保険給付(労災・健保)が行われた場合、政府は第三者に対し損害賠償を請求することになります(求償)

つまり、普通の怪我なら医療を受けて終わりですが、第三者行為災害の場合は、医療を受けた後に、政府が加害者に医療費を請求するというプロセスが入ってくるということです

この部分が第三者行為災害と通常の保険給付との違いとなります

業務上、通勤途上の第三者行為災害(労災)

業務上、通勤途上での第三者行為災害に遭った場合、労災保険から保険給付を受けることができます

この場合、通常の労災申請書のほかに第三者行為災害届の提出がもとめられます

災害発生状況、損害賠償金の支払い状況などを確認するための書類ですので、労災を申請する担当者は状況の把握を詳細にしておきましょう

なお、交通事故の場合は労災保険と自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)との間で、原則として自賠責保険が割きに支払いを行うこととされていますが

被災労働者、または遺族が希望するときは労災保険給付を先に受けることもできます

また、自賠責保険で支払いを受けても休業(補償)給付・休業特別支給金申請書を提出することにより、休業特別支給金部分(20%)が支給されます

忘れやすい部分ですので、提出漏れがないようにしておきましょう

私傷病の場合の第三者行為災害(健保)

私傷病の場合も、労災と同じような第三者行為災害届けが必要です

交通事故と交通事故以外の場合の様式がありますので該当する様式を記入して提出しましょう

第三者の住所・氏名が必要となりますので

第三者行為災害に遭った場合は、加害者の住所と名前を聞いておきましょう

まとめ

第三者行為災害について解説しましたが、いかがだったでしょうか

交通事故などで従業員が怪我をした場合、パニックになってしまうかもしれませんが

あせらずに、冷静にどんな手続きが必要なのかを考えて適切な処理を行いましょう

それでは今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てればさいわいです