固定残業制度ってなんやねんっていう人のための極めてシンプルな説明

おはようございます、社労士の有馬です

今回は新社会人さん向けの給料の話です

残業代は通常月によって金額が違うものですが中には固定(半固定)になっている会社があります

いわゆる固定残業制度を採用している会社です

求人票に月給○○万円(固定残業代を含む)と書かれてあるような会社ですね

しかし、固定残業制度というのは今まで学生であったりアルバイト経験しかない人にとってはあまり縁の無いものでしょう

自分は固定残業制度のある会社で働いてるけどこれってどういう意味? と思っている人は少なくないかと思います

そこで今回は固定残業制度についてお話していきたいと思います

固定残業制度のメリット、デメリットもお話していきますので是非最後までお付き合いください

固定残業制度について

固定残業制度とは月々の残業代が固定されている制度のことです

言い換えると月々の給料に必ず固定分の残業代が支払われる制度ともいえます

例えば20時間の残業代含むということであれば20時間分の残業代が固定給にプラスされて支払われ、10万円分の残業代含むであれば10万円の残業代がプラスされて支払われます

その代わり20時間なら20時間までは残業しても残業代が支払われず、10万円なら10万円に到達するまでは残業代は支払われません

ただし、その固定分を超えた分に関しては支払われます

20時間の固定残業代が支払われている人がその月26時間残業した場合は6時間分の残業手当が支払われるということですね

また、深夜手当や休日手当は別途つくので、時間単位で固定残業代制度が導入されている会社はそういった手当は別途計算されます

金額の場合は就業規則(会社の規則のことです)にもよりますが深夜手当や休日手当が含まれている場合もあります

固定残業制度のメリット・デメリット

固定残業制度のメリットはなんといってもその時間残業しなくてもその分の賃金が保証されるということですね

2時間しか残業していなくても20時間分の残業代(20時間分の固定残業制度が導入されている場合)がもらえるのですから非常にお得です

もちろん20時間を超えた場合(20時間分の固定残業制度が導入されている場合)はその分は別途支払われますので、通常の会社となんら扱いは変わりありません

デメリットですが、固定残業制度分の残業をしなければいけないといったような空気が醸成されることでしょうか

20時間分の固定残業代を支払っているのだから最低20時間は残業しろといったようなことですね

固定残業制度は残業を減らすために導入されることが多いのですが、そういった趣旨で運用されてしまうこともあるようです

まとめ

固定残業制度の勘違いとして、固定残業代を払っているのだからこれ以上の残業手当を払う必要はないというものがあります

ですが、それは勘違いで、何度も言っていますが20時間の固定残業代制度を導入している会社であれば、20時間を超えた分に関しては残業代を支払わなければいけません

固定残業代を超えた分の賃金は支払われるということは従業員側もきっちりと把握しておきたいですね

それでは今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです