※極論です。一つの考え方として受け止めてください
おはようございます、社労士の有馬です
最近メンタルを崩してしまった人の話を連続で聞いてしまい、特にまじめな人が多いことからそういう人はメンタルを崩しやすいのかなと思いました
そこで、今回は心の平穏を保つ私なりの考え方をご紹介したいと思います
ただし、結構な極論ですので参考程度にとどめてください。あくまでもこう考えると楽になりますよ、という考え方です
努力不足とかいう意見は意見でもアドバイスでもない
10年ほど前、某家電量販店で働いていたのですが、その時叱られる時に毎回言われたのが、この『努力不足』でした
同じニュアンスの言葉を上司から言われたことがある人は結構いるんじゃないでしょうか
私も同じ言葉ではありませんでしたが、毎回似たような事を言われて、そのたびに忸怩たる思いを感じたものです
努力不足って能力不足っていう意味に置き換えられるので、結構ひどい言葉だと思います
まあ、そんな努力不足ですが、実は全く意味のない言葉なんです
というか、この言葉ほど充てにならない言葉はないので、もし誰かに言われても真摯に受け止める必要は全くありません
努力していて努力不足といわれる理由
努力不足って大体努力してる人に言われる言葉ですよね
前に起こられたことを改善していて、でもうっかりから同じミスをやらかした時に言われる言葉です
まあ、こっちも同じミスを繰り返しているので、そうなのかと思い落ち込むのですが
そんな言葉で落ち込むのは全く筋違いです
何と比べて努力不足?
努力不足というからには誰かと比べて努力が不足しているといっているのでしょうが
そもそも誰と比べて努力が不足しているといっているのでしょうか
周りのできる社員でしょうか? それとも上司である自分自身でしょうか? それとも存在しない世間一般の人たちという人たちでしょうか?
いや、そんなのと比べられても
そんなの人格も境遇も素質も違うのに比べようがないじゃないですか
全員同スペックのアンドロイド(スターウォーズみたいな)やクローンなら分かりますが、全く違う人間に努力不足とか言われても意味が分かりません
要するに、努力不足という言葉は本当に意味のない言葉なんです
なので、もし誰かからそんなニュアンスの事を言われても落ち込まないでください
とはいえ努力は必要
ちなみに努力がいらない、と言っているわけではないので誤解なきように
失敗したら努力は必要ですし、改善するための実験は不可欠だと思います
ただ、誰かに何か言われても気にする必要は無いということです
それを続けている限り、いつか努力が身を結ぶことでしょう
死んで花実が咲くものか。続けることが大事です
失敗ではなく成功している途中だと思えばいいのです
他人の意見をほとんど気にする価値がない理由
仕事を辞める理由で一番多いのが人間関係だそうです
まあ、人間関係に関しては正解が無いので(境遇や個性が違うので)なんともいえないのですが
人間関係に疲れる理由に他人の意見を気にしすぎるというのはあるかと思います
しかし、他人の意見というのはそんなに気にするべきものなのでしょうか
他人の意見は他人の価値観から出た意見
結局この一言につきるのですが
他人の意見とは要は、その人がその人の境遇でその人が体験して学んだ経験を元に出た意見です
そんな意見が一概に境遇も経験も違う自分に当てはまるでしょうか
上司の言っている意味が分からない。何故叱れているかわからないというのはある種当たり前のことだと思います
自分の能力が低いとか理解度が足りないということでは決してありません
そもそも別の人間なんですから理解できなくて当たり前です
とはいえ、全く役に立たないわけではない。あくまでほとんど
他人の意見は時に非常に役に立つものです
なぜなら別の境遇、経験から出た別の自分の意見でもあるからです
しかし、あくまでも参考程度に留めるべきというのは言うまでもありません
年長者や上司の意見(あるいは専門家の意見)等は鵜呑みにしがちですが
自分がその人ではないということは意見を聴くときはっきりと認識しておくべきです
あくまで参考程度
聞き入れる意見は自分で取捨選択しましょう
実害がおよんだら
理由なく嫌われるということはあると思います
なぜか苛められる。無視される。そういうことはあるかと思います
もし、そういうことが起きたら信頼できる上司に相談しましょう
自分が悪いとか劣っているとか思う必要はありません
もし仮に自分に原因があったとしても、実害があったとしたら我慢する必要は全くありません
この場合の実害とは物理的な損失(殴られたり蹴られたり物を壊されたり)だけでなく、心が傷ついた場合も同じです
ちなみに直属の上司に相談しても対応してもらえないという場合があると思いますが
その場合は外部の窓口に相談しましょう
労災は会社だけでなく、自分でも申請できます
まじめに考えすぎないコツ
まじめに考えすぎるのはよくありません
心が病むのはきっとそんな時だと思います。私自身も心が暗くなるときはそんなときです
そういうとき、私は三つのことを考えることにしています
他人の意見に振り回されていないか
ちゃんと自分の価値観で動けているかということですね
自分が正しいと思って行動しているかどうかというのは結構モチベーションに響いてきます
仕事にやりがいを感じている人や趣味に生き生きと打ち込んでいる人はきっとそのあたりがきちんと定義づけられているのだと思います
成果が出ない
成果が出ないともっと努力を増やさなければと思ってしまいますが
そんなことやっても疲れるだけですし、ほとんど役に立ちません
心や体を壊してしまうのが落ちです
大切なのは続けることだと私は思っています
1ヶ月でサッカー漬けで上達した人と、1年間コツコツ続けて今でも続けている人のほうが、私は価値があると思います
何度も言いますが努力は続ける事が大事です
やってて辛くないことをやる
とはいえ、努力が辛いと思うことはあるわけで、それがずっと続くなら
その場合は努力を止めた方がいいと思います
つまり、努力の方向性が間違っているということです
好きこそものの上手なれ
せめて嫌いでない分野で努力していきたいものです
とはいえ、仕事では中々そうもいかないでしょうが
その場合はどうにかして他の方法で解決できないかと模索する努力をするのがいいかもしれませんね
まとめ
他人の意見は貴重です
それと同時に尊重しすぎると疲れてしまいます
どの意見を受け入れどの意見を無視するのか
そのあたりを意識すると少しは心が楽になるのではないかと思います
最後にホリエモンこと堀江貴文さんが言っていた私の好きな言葉を紹介して終わろうかと思います
自分が気にしているほど他人は自分を気にしていない
そのままの言葉ではなかったと思いますが、そんなニュアンスの事をおっしゃっていたように思います
旅の恥はかき捨てといいますし、人生という長いたびの恥もかいたらとっとと忘れてしまうのがいいでしょう
他に辛ければこちらを試してみるのもいいかもしれません
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