国民年金のプラスアルファは国民年金基金。国民年金基金について解説します

おはようございます、社労士の有馬です

厚生年金は基礎年金部分と報酬比例部分の二階建ての給付が行われますが、通常国民年金には一回部分の基礎年金部分しかありません

しかし、国民年金基金に加入することで、国民年金にも二階建て部分を追加することができます

今回はそんな国民年金基金について解説していきたいと思います

もくじ

この記事を書いている私は勤務・開業合わせて社会保険労務士を4年ほど

日本年金機構大阪広域事務センター(大阪の年金機構に届出された届書を一括で審査する場所です)にも勤務していた経験があります

厚生年金と違って国民年金には二階建て部分の報酬部分の給付はありません

その代わりとなるものが国民年金基金です

しかし、国民年金基金は厚生年金と違って自分で加入手続きをしないと加入できないものです

この記事で国民年金基金についてまなんでおきましょう

国民年金基金とは

国民年金基金とは厚生年金が基礎年金部分と報酬比例部分の二つをもらっているのに対し、国民年金は基礎年金部分しかもらえないことに対する格差を是正するために平成3年から設立された制度です

国民年金基金は国民年金とは違い、第一号被保険者(国民年金に加入している自営業者や無職者)の人が希望して加入することができ

一定の決められた金額を納める国民年金とは違い、給付の型や口数を選んで掛け金を納め

納めた金額に応じて60歳または65歳になったら納めた金額に応じた年金を受け取る仕組みです

ちなみに、加入中や保障期間中に無くなった場合はそこで年金は打ち切りというわけではなく、遺族一時金が支給されるということになっていますので、掛け金が全て無駄になるということはありません

また、掛け金は全額所得控除となるので、税金対策にもなります

国民年金基金に加入できる人は、日本国内に居住している20歳以上60歳未満の自営業者とその家族、自由業、学生などの国民年金の第1号被保険者および60歳以上65歳未満の方や海外に居住されている方で国民年金の任意加入されている方が加入できます

ちなみに上の条件に合致するかでも、国民年金の保険料を免除(一部免除・学生納付特例・納付猶予を含む)されている方は加入できません

地域型と職能型の国民年金基金

国民年金基金には地域型の国民年金基金と職能型の国民年金基金があります

地域型の国民年金基金とは47都道府県に設立されていて、その地域に住んでいる人が加入できる年金制度です

一方職能型の国民年金基金は職種別に設立された国民年金基金で、職種ごとに25書類設立されています

ちなみにそれぞれの基金が行う事業内容は同じですので、加入する方が自分で選ぶことになります

国民年金基金に加入するメリット

国民年金基金は厚生年金の報酬比例部分を補う目的で設立されました

厚生年金加入者と違って小額になりがちな将来の年金額を補ってくれるでしょう

また、国民年金基金の解説の項目で解説しましたが、基金への掛け金は全額所得控除となりますので、税金対策にもなります

まとめ

国民年金基金について解説しましたがいかがだったでしょうか

ざっくりと概要だけ説明しましたが、きちんと説明するとかなり濃い内容になってしまうので、国民年金基金について詳しく知りたいとおもわれた方は、国民年金基金のHPのリンクを貼っておきますので、そちらをご参照ください

国民年金基金HP

それでは今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです