厚生年金に加入するのはどういう人? 国民年金との違いとは

おはようございます、社労士の有馬です

厚生年金は会社員の人が入るイメージですが、実は会社員の人でも厚生年金に加入しない人もいます

将来の年金のためにも年金保険料を払い忘れないためにも自分がどの年金制度に加入しているのかを知っておくのは重要なことです

この記事で私と一緒に確認していきましょう

もくじ

この記事を書いている私は社労士として四年ほどの経験があり、日本年金機構広域事務センターで勤務していたこともあります

年金は将来の生活を支える大切なお金です

この記事で年金について一緒に学んでいきましょう

厚生年金とは

年金制度には国民年金と厚生年金の二種類があります

ざっくばらんに説明すると、会社員や公務員の人で70歳未満の人が厚生年金に加入して、それ以外の20歳以上60歳未満の人が国民年金に加入するといった感じです

国民年金と厚生年金の違いは過去の記事で解説しましたので、是非そちらもごらんください

今回は厚生年金について詳しく解説していきたいと思います

厚生年金は国民年金に上乗せして年金を受け取れる年金制度です

国民年金は基礎年金部分が将来支給されますが、厚生年金は基礎年金部分に加えて報酬比例部分と呼ばれる年金が支給されます

厚生年金の人だけずるい、と思われるかもしれませんが、その分厚生年金の人は年金保険料を多く納めているというわけです

その額も給与に応じて保険料が決まっており、納めた分だけ将来給付されるといったような仕組みなっています(正確には世代間扶養なので納めた分だけというのはおかしいのですが、イメージを優先)

厚生年金に加入する人しない人

厚生年金は会社員や公務員の人が入るといいましたが、会社員の人でも厚生年金に加入する人としない人がいます

まず、厚生年金に加入する人しない人の大きな区分けとして、厚生年金の適用事業所で働いている人、もしくは公務員であるというものがあります

公務員の人はそのままなので割愛して

厚生年金の適用事業所とは5人以上が働く個人会社や法人、もしくは5人未満の個人会社で希望した事業所のことです

5人以上が働く個人会社や法人の事を強制適用事業所

5人未満の個人会社で希望した事業所の事を任意適用事業所といいます

厚生年金に加入している人はこのどちらかの事業所に勤めているということになります

そして厚生年金に加入する人はこの二つのどちらかに勤めている人の中でも70歳未満かつ、その会社の正社員を基準として、1週間に働く時間や一ヶ月の出勤日数が正社員の4分の3以上ある場合は厚生年金保険に加入するということになります

ちなみにこの厚生年金に加入する人というのは任意ではなく強制です

会社の希望や社員の希望で厚生年金に加入するわけではないという点はおさえておきたいですね

もし厚生年金に入りたくないという場合は、厚生年金の加入条件を満たさないよう働き方をかえてあげる必要があります

先ほど説明した正社員の4分の3以上の働く時間と出勤日数というのがそうなのですが

以下の5つの条件に当てはまる人は正社員の4分の3未満の働く時間と出勤日数でも厚生年金の被保険者(加入する人)になります

  1. 労働時間が週20時間以上
  2. 月額賃金88,000円(年収約106万円)以上
  3. 雇用期間の見込みが1年以上
  4. 従業員501人以上の企業
  5. 学生ではない

なお、501人未満の会社でも労使の合意があれば厚生年金に加入できます

まとめ

厚生年金に加入する人しない人について解説しましたがいかがだったでしょうか

分かりにくかったという人はとにかく5人以上の会社か法人の会社に勤めていて、正社員と正社員の4分の3以上の働く時間と日数を働いている人は厚生年金に加入することと

正社員の4分の3未満でも週20時間働いている場合はチェックするという風に覚えておけば大丈夫です

それでは今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです