【1号】夫が仕事を辞めた時は特に注意。年金手続きは忘れずにしよう【3号】

おはようございます、社会保険労務士の有馬です

今回は配偶者が仕事を辞めた時に発生する忘れがちな年金手続きについてご説明します

年金は将来の生活の資金となる大切なお金です

手続きを忘れると年金が減ってしまうので、忘れずに手続きをしておきましょう

今回の記事の内容

 

この記事を書いている私は勤務・開業合わせて社会保険労務士を4年ほど。日本年金機構広域事務センターにも勤務していた経験があります

日本は高齢化社会に差し掛かり、これから年金の重要度はますます増加していくことが予想されます

将来の大切な生活の資金となる年金について今のうちに詳しく知っておきましょう

クリックで各記事で飛ぶので興味ある部分から読んでみてください

年金の手続き忘れをしないためにまずは自分がどの種類の年金制度に属しているのか知っておこう

 

年金制度に加入している人のこと、つまり年金を払っている人のことを年金の被保険者という言い方をするのですが、この年金の被保険者には三つの種類があります

まずは自分がどの制度に加入しているのかきちんと把握しておくことが重要です

年金の種別(被保険者の種類)には三つの種別があります

  1. 第一号被保険者
  2. 第二号被保険者
  3. 第三号被保険者

この三つです

第一号被保険者

まず第一号被保険者ですが

この人は日本に住んでいる20歳以上60歳未満の人で、第二号被保険者と第三号被保険者以外の人です

韜晦めいた言い方ですが、第一号被保険者は非常に範囲が広いのでこういう言い方になります

第二号被保険者

次に第二号被保険者の方ですが

この人は65歳未満の厚生年金の被保険者です

厚生年金の被保険者というのは会社員や公務員の人がなります

お給料をもらっていて、年金保険料が給料から天引きされている人はこの第二号被保険者という事になります

第三号被保険者

最後に第三号被保険者の人

この人は第二号被保険者の人に扶養されている配偶者の人です

より正確にいうと、年収が130万円未満の第二号被保険者の配偶者の人です

第三号被保険者というとサラリーマンの奥さんというイメージを持っている人もいるかもしれませんが、第二号被保険者の配偶者ですので、もちろん年収が130万円未満の夫も第三号被保険者となりえます

まとめるとこのようになります

この段落のまとめ
  • 第一号被保険者は20歳以上60歳未満の第二号被保険者、第三号被保険者以外の人
  • 第二号被保険者は65歳未満の公務員やサラリーマンの人
  • 第三号被保険者は第二号被保険者の配偶者の人

 

サラ妻は特に注意!年金の手続き忘れはこういう時に起きる。忘れやすいタイミングをチェックしよう

 

さて、年金の種別について知った後は年金の種別の変更する時期について学びましょう

種別の変更とは上の段落で説明した第一号被保険者、第二号被保険者、第三号被保険者へと変更する手続きのことです

種別の変更の手続きを忘れてしまうと将来にもらえる年金の額が減ってしまう可能性があります

この段落では種別の変更が発生しやすい時期についてご説明します

年金の種別が変わるときは人生の節目の時です

例えば就職したり、退職したり、結婚したり、離婚したりです

例えば就職すると第一号被保険者 → 第二号被保険者
あるいは第三号被保険者 → 第二号被保険者

と種別の変わる人が出てきます

退職すると

第二号被保険者 → 第一号被保険者
あるいは第二号被保険者 → 第三号被保険者

へと種別の変わる人が出てきます

このように人生の節目では年金の種別の変更が発生するのです

そして特に注意が必要なのは第三号被保険者から第一号被保険者に変わる場合です

何故なら第三号被保険者の人は年金保険料を支払う必要がないからです

しかし、第一号被保険者は年金保険料を払う必要があり

さらに、第三号被保険者から第一被保険者に変わるタイミングは今までは会社がやってくれていた手続きを、自分でしなければいけないので、手続き漏れが発生しやすいタイミングといえます

種別の変更の手続きをしていないと年金保険料の未納が発生し、将来もらえる年金が減ってしまうという事態が起きてしまいます

この第三号被保険者から第一号被保険者へと変わる代表的なタイミングは以下の通りです

  • 配偶者が退職したとき
  • 離婚したとき
  • 収入が増えて配偶者の扶養から外れた時

こういった事が起きた時は年金の種別変更を忘れてしまっている場合が多いです

心当たりのある方は今のうちに年金記録のチェックをしておくといいでしょう

もし年金の手続きを忘れていた場合はこうしよう

 

もし年金保険料を納めていなかった場合

あるいは年金の種別の変更をしておらず、年金保険料を納められなかった場合は二年間までの期間はさかのぼって納めることができます

それ以前の保険料は後納制度を利用して過去五年以内の未納保険料を納めることができます

ただし、後納制度は平成30年9月までの救済措置ですので注意が必要です

もし自分の年金額に不安のある方は早めに自分の年金記録を調べておきましょう

ねんきんネットやお近くの年金機構で調べられます

 

まとめ

 

今回は漏れやすい年金の手続きについて解説しましたがいかがだったでしょうか

年金は将来の生活の資金となる大切なお金です

手続きについて不安のある方は自分の年金記録を一度調べてみることをお勧めします

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです

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