労災保険料の仕組み。概算保険料と確定保険料について

おはようございます、社労士の有馬です

数日前の記事で労働保険料は概算保険料を納めて、確定保険料で精算するという説明をしましたが、実際にはどのようにして計算したり、納めたりするのでしょうか

今回は、概算保険料と確定保険料の仕組みについて深堀りしていきたいと思います

もくじ

概算保険料の計算の仕方

 

概算保険料は概算で計算した賃金総額に基づいて納付する保険料のことで

保険年度の当初に概算保険料を申告・納付します

概算保険料の計算方法は、賃金総額の見込み額(1,000円未満切捨て)をもとに保険料を乗じて計算します(1円未満の端数は切捨て)

賃金総額の見込み額が、前年度に確定した賃金総額と比較して100分の50以上100分の200以下の場合は、前年度の確定賃金総額と同額を概算賃金の見込み額とすることになっています

ですが、前年の確定賃金総額と大きく変わることが見込まれる場合は、実際の見込み金額を計算してもかまいません

概算保険料は40万円以上の場合(労災保険か雇用保険の片方のみが成立している事業については20万円)、または労働保険事務組合に事務処理を委託している場合は

保険料額に関係なく最大三回に分けて納付することも可能です

この分割納付の制度の事を『延納』といいます

確定保険料の計算、精算方法

 

保険年度末に賃金総額が確定したところで確定した保険料を申告し、概算額と確定額の差額を計算し、精算します

この賃金総額が確定した時点で算定される保険料を、確定保険料といいます

確定保険料の額はその保険年度中に労働者に対して支払った賃金総額に、保険料率を乗じて得た額となります

申告の時期は毎年6/1~7/10までの間に所轄の労働基準監督署や労働局

納付と同時に行うなら、銀行、信用金庫、郵便局などでも申告できます

最近ではパソコンから電子申請することも可能です

まとめ

7/10は社会保険の更新の時期でもあります

忙しくならないように早めに作業を始めておきたいですね

それでは今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです