裁量労働制の誤解。気をつけるべきこと2点

おはようございます、社労士の有馬です

働き方改革の労働時間の正確な把握の中でも裁量労働制について言及されていましたが、実際裁量労働制は色々と誤解の多い制度です

採用実績がそもそも少ないというのもそうですが、適応できる業務が決まっていたり、フレックスタイム制と紛らわしかったりとややこしいことばかりです

そこで今回は、裁量労働制の最低限気をつけるべきことについてお話していきたいと思います

最低限これだけ理解しておけば大事にはならないという部分をまとめてみましたので、よければ参考にしてみてください

裁量労働制の誤解

裁量労働制とは簡単にいうと、その社員が好きに時間を使って自分の判断で仕事を進められる制度です

フレックスタイム制との違いは自分の判断で、という部分ですね

そんな裁量労働制のココがポイントという部分をまとめてみましたので、良ければ参考にしてみてください

毎週月曜日は9時から会議をするからその時間までに出勤せよはNG

裁量労働制はその労働者に『業務の遂行手段や方法』『時間配分の決定』等ゆだねる制度です

なので、基本的には使用者からの具体的な指揮命令を受けることはありません

残業手当は不要。ただし、深夜手当・休日手当は必要

裁量労働制はその業務を行うのに通常必要とされる時間働いたことになる制度です

言い換えると労使であらかじめ決めておいた時間働いたことになる制度です

例えばそれが8時間なら、5時間しか働いてなかろうが、12時間働いてようが8時間働いたことになります

5時間しか働いていなくても給料は引かれませんし、12時間働いても残業代はでません

しかし、残業代は発生せずとも深夜労働や休日手当は発生します

22時から午前5時までに働いていた場合は、裁量労働制の労働者でも深夜手当の支払が必要となります

まとめ

働き方改革の労働時間の正確な把握の部分裁量労働制について言及されています

つまり、それだけ裁量労働制について労働時間の問題が多かったということなのでしょう

実際分かりにくい制度だと思いますし、私の周りで採用しているところは見当たらないのですが

もし採用している場合は、この2点は最低限気をつけておきたいですね

それでは今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです