10/1から健康保険の被扶養者の手続きが変更。変更点について社労士が解説します

おはようございます、社労士の有馬です

平成30年10月1日から健康保険の被扶養者の手続きが変更になるそうです

被扶養者の手続きは会社でも、社労士的にもよくやる手続きなので、この変更は押さえておく必要があるでしょう

今回は健康保険の被扶養者手続きの変更について解説していきます

もくじ

この記事を書いている私は社労士として4年ほどの経験があります

健康保険や年金の手続きは時期によって手続きが変化することがよくあり、日々の情報収集が欠かせません

今回は健康保険の被扶養者の手続きに変更があったので、その変更についてご紹介していきたいとおもいます

重要そうな部分だけ抜粋してまとめていますので、より正確に詳しく知りたい方は日本年金機構のHPをご覧ください

健康保険の被扶養者の条件

健康保険の被扶養者の手続き変更に入る前に、そもそも健康保険の被扶養者とはどういう人かについて確認しておきましょう

そんなの知ってるよ、とか、興味ないよ、という方は次の段落まで飛ばしてください

健康保険の被扶養者とは

健康保険の被扶養者とは健康保険に加入している被保険者(健康保険に加入しているサラリーマン)にくっついている人で、この人に関しては保険料を払わずに健康保険の制度を利用することができます

そして、そんな健康保険の被扶養者として認められるためには、大きく分けて二つの要件を満たしている必要があります

それは世帯要件と収入要件です

そして、この二つは配偶者(内縁を含む)・子・孫・兄姉弟妹・父母など直系尊属と、それ以外の三親等内親族(+内縁の妻の父母および子と、内縁の妻が亡くなった後の父母及び子)に別れます

言葉で説明すると非常にややこしいので図を載せておきます

被扶養者の範囲図<全国健康保険協会より引用>

緑色が配偶者(内縁を含む)・子・孫・兄姉弟妹・父母など直系尊属で、白色がそれ以外の三親等内親族です

そしてこの色分けされた人たちは健康保険の被扶養者になれる用件が変わってきます

まずは緑色の人たちですが、この人たちは同居でも別居でもどちらで被保険者になれる人たちです

収入要件は年収130万円未満(60歳以上またはおおむね障害厚生年金を受けられる程度の障害者の場合は180万円未満)で、被保険者(協会健保に加入している人)の収入の二分の一以下である必要があります

別居の場合は年収130万円未満(60歳以上またはおおむね障害厚生年金を受けられる程度の障害者の場合は180万円未満)の部分は変わらず、被保険者からの援助以下の収入である必要があります

まとメモ

配偶者(内縁を含む)・子・孫・兄姉弟妹・父母など直系尊属の健康保険の被扶養者の条件は以下の通り

①同居でも別居でもOK

②同居の場合は年収130万円未満かつ、被保険者の収入の2分の1以下

②別居の場合は年収130万円未満かつ、被保険者からの援助以下

続いてその他の3親等内の親族について解説します

この人たちが被扶養者になるためには被保険者(協会健保に加入している人)と同居している必要があります

別居の場合は対象外です

また、収入の要件は同居の配偶者(内縁を含む)・子・孫・兄姉弟妹・父母など直系尊属の同居の人とと同じで

年収130万円未満(60歳以上またはおおむね障害厚生年金を受けられる程度の障害者の場合は180万円未満)で、被保険者(協会健保に加入している人)の収入の二分の一以下である必要があります

まとメモ

その他の3親等内の親族が、健康保険の被扶養者になるには、同居している必要があ

収入は年収130万円未満かつ、被保険者の収入の2分の1以下

健康保険の被扶養者手続きの変更点

健康保険の被扶養者について確認したところで今回のメインテーマ、健康保険の被扶養者手続きの変更について解説していきます

まず一つ目は戸籍謄本の添付が必要になりました

なお、マイナンバーが記載され、事業主が戸籍謄本などで続柄を確認し備考欄に『続柄確認済み』と記入すれば、戸籍謄本の提出を省略することができます

二つ目は扶養認定を受ける人が別居している場合仕送りの事実と仕送り額が確認できる預金通帳の写し又は現金書留の控え(写し)の添付が必要になります

三つ目は扶養認定を受ける方が同居している場合、同居であることの確認ができる住民票の添付が必要となります。なお、日本年金機構で、同居の事実が確認できる場合は、住民票は不要です

この手続きの変更は平成30年10月1日からです

まとメモ

健康保険の被扶養者手続きの変更で新たに必要になったものは以下のとおりです

①戸籍謄本

②別居の場合は仕送りの事実が確認できるもの(通帳等)

③同居の場合は住民票が必要。年金機構で確認できる場合は不要

この変更が適用されるのは平成30年10月1日から

まとめ

健康保険の被扶養者の手続きはやることが多い手続きの一つかと思います

必要書類が変わったことを認識して、スムーズな手続きを行えるようにしましょう

今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです