産前産後休暇→育児休業への切り替えについて

おはようございます、社労士の有馬です

働き方改革や一億総活躍社会が叫ばれるようになり、女性の社会進出も増えてきています

そんな中、労務管理担当者が特に注意しなければならいのは、その従業員のライフイベントの一つでもある出産、育児に関する手続きでしょう

今回の記事では産前産後休暇から育児休業へと切り替えるタイミングについて解説していきます

もくじ

この記事を書いている私は社労士として4年ほどの経験があります

前の記事で従業員が出産したときの手続きについて解説したことがありますが、今回はもう少しピンポイントに的を絞って、産前産後休業から育児休業へと切り替えるタイミングについて解説していきたいと思います

従業員が出産したときの手続きについて解説した記事へのリンクを貼っておきますので、そちらの手続きについて知りたい方は是非その記事も合わせてご覧ください

結論だけ知りたい方は『産前産後休業から育児休業への切り替えについて』の項目からご覧ください

産前産後休業について

のリンクも載せています

まずは産前産後休業についてざっくりと復習しておきましょう

産前産後休業は産前6週間、産後8週間の休業期間のことです

産前休業に関しては本人が希望したときに取得でき、産後休業に関しては法律で取得が義務付けられています

なお、産後休業に関しては医師の許可があれば、産後6週間からなら働くことができます

この期間に関しては出産手当金を受け取ることができ、社会保険料が免除されます

詳しく知りたい方は過去に説明している記事がありますのでそちらをごらんください

育児休業について

産前産後休業から育児休業への切り替えについて

次は育児休業についてです

育児休業は産後休業が終わってから開始します

法律上取得が義務付けられている休暇ではなく、本人の希望で取得することができます

通常は子が1歳になるまでですが、保育所に入れることを希望しているができないなどの理由がある場合、最長2歳になるまで休暇をとることができます

またこの期間は社会保険料が免除され、育児休業給付金を受け取ることができます

この制度に関して詳しい説明が知りたい方は過去に解説した記事がありますので、そちらをご覧ください

産前産後休業から育児休業への切り替えについて

産前産後休暇→育児休業への切り替えについて

産前産後休業、育児休業について解説したところで本題の産前産後休業はいつ育児休業に切り替わるのかについてみていきましょう

まず、産前産後休業と育児休業では産前産後休業のほうが優先されるという決まりがあります

なので、育児休業は産前産後休業が終わった直後から始まるということになります

また、手続きの時期ですが、事業主側の手続きは

育児休業を開始日から4ヶ月を経過する日の属する月の末日まで

となっています

何が書いてあるのか読むだけでもイヤになる文章ですが、要は育児休業が始まってから4ヶ月以内に出せ、と書いてます

とはいえ手続きが遅れたらその分従業員の育児休業給付金をもらう時期が遅くなるわけですから、通常は育児休業が始まったらすぐに提出ということになります

その後は2ヶ月に一回、公共職業安定所が指定した期間に行っていくような形ですね(従業員からの希望があれば一ヶ月に一回というのも可能です)

まとめると

産前休業 → 産後休業(ここまで出産手当金

→ 育児休業(ここから育児休業給付金

となります

まとめ

女性の社会進出が増えてくれば、労務管理担当者は今以上にこういった手続きをする機会が増えてくるでしょう

その時に怖いのが、書類の提出漏れであったり提出忘れ

スケジュール表を作成したり、部署内で情報共有をするなりして、手続きの漏れがないように気をつけましょう

今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです