4/1なので残業代の話でも。9時-17時の人が18時まで働いた場合残業代はつくでしょうか?

おはようございます、社労士の有馬です

今日から4月ですね。新元号も発表され、何よりとうとう働き方改革が始まりました

さて、そんな働き方改革ですが、働き方改革の一つに労働時間の客観的な把握という項目があります

詳しくはこちらのページで紹介しているので興味がある人はお読みいただければいいのですが

ざっくり解説すると今まで労働時間の把握に義務が無かった人々がいたのを、全ての労働者の労働時間を客観的に分かる方法で把握をしなければいけなくなりました

これにより今までよりも厳しい時間時間管理が要求されることは間違く、特に労働者の賃金に関わる部分、割増賃金の部分はさらに厳しく見られることになるでしょう

そんなわけで今回は残業のよく勘違いされる部分について解説していきたいと思います

結構ベテランの人でも勘違いをしていることがあるので、分かっている人も是非この記事でもう一度確認してみてください

問題です。9時-17時が所定労働時間の人が18時まで働いた場合、残業代はつくでしょうか?

さて問題です。9時-17時が所定時間の人が18時まで働いた場合、残業代はつくでしょうか?

答えは……イエスでありノー。通常の労働時間分の賃金は発生しますが、残業代(割増賃金)はつきません

時給1,000円の人なら、17時-18時まで働いた分の1,000円は給料として支払われますが、割増分の250円はプラスされません

では何故割増賃金はつかないのでしょうか?

17時まで労働の雇用契約なのに18時まで働いたのだから、余計に働いた1時間分の残業代がついてもいいのではないかと思われる方がいるかもしれません

ここで見て生きたいのは労働基準法で決められている労働時間です

1日8時間。1週間で40時間

労働基準法では原則労働時間は1日8時間、一週間で40時間と決められています

そして割増賃金はこの労働時間(法定労働時間といいます)を超えた時間に払うと定められています

なので9時-17時の労働だと7時間しか働いていないことになるので残業代(割増賃金)は出ないというわけです

……え? 9時-17時だと8時間労働だろって?

いやいや、休憩時間があるじゃないですか

6時間を超える場合は45分休憩

8時間を超える場合はさらに15分休憩を労働者にとってもらう必要があります

休憩時間は労働時間に入らないので、9時-17時の労働では8時間ではないんですね

まとめ

8時間を超えた場合残業代がつきますが、一週間で40時間を超えた場合も残業代(割増賃金)がつきます

例えば1日7時間、週6日働けば42時間の労働時間になり、この40時間を超えた2時間分に関しては残業代(割増賃金)が支払われます

逆に1日9時間、週3日働いた場合は週36時間で、40時間の法定労働時間は越えていませんが

この場合は1日8時間の法定労働時間を越えていますので、この週は3時間分の残業代(割増賃金)を支払わなえればなりません。ややこしいですね

それでは今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです