【残業】長時間労働を減らすためにできる最も簡単な方法【コツ】②

おはようございます、社労士の有馬です

最近、長時間労働の話題が取り上げられる事が多くなったような気がします

先日も、三菱電機での長時間労働が原因で労災認定がされたというニュースをネットで目にし、長時間労働の対策は中小、大企業問わず、必要なものであるように感じます

しかし、長時間労働対策といっても、どこから手をつけていいのか分からず、なかなか難しいところもあります

そこで今回は、中小企業でもできる簡単で、しかも効果のある長時間労働対策についてご紹介したいと思います

自分の会社に合ってると思ったら是非取り入れてみてください。きっと効果があるはずです

この記事は全3回のうちの2回目です

今回は長時間労働の種類について解説していきます

もくじ

この記事を書いている私は社労士として4年ほどの経験があります

また、長時間労働対策のセミナーも行っており、ブログ等でも長時間労働対策についてちょくちょく記事を書いています

今回は長時間労働を減らさなければいけない理由、長時間労働の種類、長時間労働を減らすための方策第一歩目について、3回に分けて解説していきます

第二回目は長時間労働の種類についてです

長時間労働の種類によってその対策も違ってきます

会社で起きている長時間労働がどの長時間労働なのか、この記事を読んで確認してみましょう

なお、長時間労働を減らす最も簡単な方法について結論を知りたい方は、後日公開予定の3回目の記事

『【残業】長時間労働を減らすためにできる最も簡単な方法【コツ】③』

をお読みください

一回目からお読みいただいたほうが、より、根本的に長時間労働を減らすコツを理解していただけると思います

一回目はこちら

長時間労働の種類3つ

もくじの項目でも紹介しましたが、長時間労働には三つの種類があります

過重労働からくる長時間労働、だらだら残業と呼ばれる長時間労働、そして付き合い残業から発生する長時間労働の三つです

そしてこの3つの長時間労働は一つ一つ対策が異なってきます

だらだら残業が多くて長時間労働が発生しているのに、過重労働から発生する長時間労働を対策しても意味がありません

むしろ、そこじゃないのにという反発を従業員からまねき、モラール(士気)を下げてしまうことになりかねません

自分の会社で起きている長時間労働はどの長時間労働なのか。もしくは複合なのか。どの長時間労働が一番多いのかを正確に把握しておく必要があります

自分の会社でどの長時間労働が起きているのか一緒に確認していきましょう

長時間労働の種類その①:過重労働

一つ目の長時間労働は過重労働からくる長時間労働です

言い換えると仕事が多すぎて終わらないから長時間労働が発生してしまっている残業のことですね

残業といえばこの残業のイメージがとても強いですが、実は根本的な問題ではないことが結構あります

後から説明するだらだら残業や、付き合い残業が蔓延した結果、従業員のモラールが極端に下がり、能率が低下し、仕事が終わらなくなってしまうということが頻繁にあります

その辺りの見極めは難しいですが

仕事に精通している各々の部署の長(課長や係長)に、従業員の能率を観測してもらう方法が一般的です

【残業】長時間労働を減らすためにできる最も簡単な方法【コツ】①で説明した理由を解消したい旨を率直に話して協力してもらうといいでしょう

仕事が多すぎるから残業が発生していると感じた場合は、私の場合、まずそこを一度疑います

長時間労働の種類その②:だらだら残業

実はこの残業が一番多いのではないかと個人的には思っています

この残業が発生する理由は、残業を容認する雰囲気。つまり、残業をすればするほど偉いのだという勘違いが生み出す残業といえるでしょう

24時間働けますか? みたいなCMがあったとおり、日本の労働環境ではサービス残業が蔓延していました

そのことが日本の高度成長期を支えたことは事実でしょうが、今は全く時代が違います

長時間労働は厳しく是正され、違反も厳しく取り締まられるようになっています

その証拠にカトク(過重労働撲滅特別対策班)というのが置かれるようになったくらいです

しかし、昔の働き者の日本人のイメージが、長時間労働に追い立てられている気配は今でもあります

さらに、このだらだら残業が発生する理由は、実は労働者の方にも一定のメリットがあるからです

適正の範囲内なら(健康を阻害しない範囲でなら)給料があがるので(残業代は1.25倍。深夜手当てを含めればもっと)ある程度なら、労働者も残業をやりたいのです

生活のために行うことから、だらだら残業の事を生活残業といったりします

しかし、だらだら残業は会社にとっても従業員にとっても百害あって一利なし

なぜならその会社は人件費が余分にかかるし、従業員も無駄な時間を過ごしてまい、健康を回復させる時間や勉強の時間を失い、長期的に損をしてしまうからです

長時間労働の種類その③:つきあい残業

三つ目はつきあい残業です

つきあい残業はだらだら残業と似ていますが、少し違います

この残業は回りにあわせざるを得なくて起きてしまっている残業なのです

よくある例はこんな感じです

課長が残っていて部下が帰れず、仕事は無いけどなんとなく残業してしまう

そして課長も、自分に気を使って待ってくれている部下がかわいくてついつい残業を容認してしまう

しかも、その行為を褒めたり、ご褒美として呑みに連れて行ったりしてしまう

こんなことが繰り返されると、残っていると評価される勘違いしてしまい、さらに無駄な長時間労働が発生してしまいます

今回は上司と部下を例にとりましたが、先輩後輩、同僚の間でも同じことが起こりがちです

つきあい残業もだらだら残業と同じで会社にとっても従業員にとっても百害あって一利なしといえるでしょう

まとめ

今回は残業の種類について解説しましたがいかがだったでしょうか

効果的な長時間労働対策は起きている残業の種類の正確な把握がかかせません

この記事がその特定に少しでも役に立てれば幸いです

次回はいよいよ具体的な残業対策の方法を解説していきます

長々とした記事になりましたが、最後までお付き合いいただければ幸いです

それでは今回は以上となります

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです

 

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