残業を減らしたいけどどうしていいかわからない。
取り組みは行っているけどいまいち成果がでない。
そもそも残業を減らすってどうすればいいの? 業務改善っていったいどこから手をつけていけばいいの?
こういう質問に答えます。
記事の内容
残業を減らすという事は生産性を上げること
正解はない。けれど共通する考え方の道筋はある
残業を減らすためのアイデア
この記事を書いている私は社会保険労務士として勤務・開業合わせて4年ほど。
上記3点を中心に残業を減らすコツや残業を減らすアイデアについて解説していきます。
残業を減らす事は生産性を上げること
結論から言えば残業を減らすということは、イコール生産性をあげることです。
一応他にも方法がありまして、他の方法は以前の記事『残業を減らす最も簡単な方法』で紹介していますので合わせてご覧ください。
さて、残業を減らすという事はイコール生産性を上げることだといいましたが、生産性を上げるということは業務の効率化と言い換えることができ、基本的にはこの考え方に沿って残業を減らしていけば、徐々に残業時間は減っていくはずです。
ではこの業務の効率化とは具体的にどうすればいいのでしょうか。
この部分に関しては会社によってそれぞれで、正解はないのですが、共通する考え方の道筋というものはありますので、ここでご紹介します。
正解はない。けれど共通する考え方の道筋はある
スタートラインは従業員主導
残業を減らす取り組みに失敗する会社には実は共通点がありまして、それはトップダウン方式で残業を減らす取り組みを行ってしまっていることなのです。
これが何故失敗の原因になるのかというと、要は経営者陣は
残業を減らす=生産性を上げる
という事を理解しているのですが、肝心の従業員さんが上の方式を理解していないからです。
つまり何が言いたいのかというと、従業員主導で残業を減らす取り組みを行っていく必要があるという事です。
従業員の方は当然自分が行っている業務について精通しているでしょうし、生産性を上げる取り組みは従業員さんの助けなしに行うことはできません。
マインドを育てる
とはいえど、従業員さんに残業を減らす取り組みを行ってもらうのは中々難しいものがあります。
というのも、何度も述べている『残業を減らす=生産性をあげる』という視点は、実は経営者目線の考え方だからです。
なので、経営者の方は従業員さん主導の残業を減らす取り組みというスタンスを崩すことなく、経営者目線でのアドバイスを行っていく必要があります。
かなり難しいことを言っていますが、残業を減らす取り組みには従業員のマインドを育てることは必須項目です。
逆に言うと、これさえできれば残業を減らす取り組みはほぼ成功したようなものです。
従業員に経営者目線で考える技術を身に着けさせることができれば、会社の発展にもおおいに役立つでしょう。
セミナーを活用したり、勉強会を開いたり、色々な取り組みをしてみてください。
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残業を減らすためのアイデア
さて、前の項目で抽象的な話をしましたが、この項目では残業を減らすための具体的な話をしていきたいと思います。
これが正解というものではないのですが、参考になれば幸いです。
- 従業員さん主導の残業削減チームを作成する
- 従業員さんたちにメールで意見を募り、自分の部署の非効率的な部分をピックアップしてもらう
- 部署ごとに残業時間の達成目標を作り、それを評価する制度を作成する
- 会社で全体で月と年の残業時間の達成目標を作り、朝礼で社長が達成率についてコメントをする
- セミナー・勉強会を活用して残業に対して従業員さんに理解してもらう
まとめ
残業を減らす=生産性をあげる
残業を減らす取り組みは従業員主導で
そのためには従業員のマインドの改革が必要
以上となります
この記事が従業員さんのワーク・ライフ・バランス。そして労使の健やかな関係が築けるきっかけになれますように祈ってます。
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