残業時間を減らす最も簡単な方法

残業代は高いし社員は疲れるしで、残業にいいことないのはわかってるけど、どうやって残業を減らしていけばいいのかわからない。

残業を減らすコツを教えてほしい。

こういう質問に答えます。

この記事の内容

残業が起きる3つの理由

残業時間を減らす最も簡単な方法

残業申請書の使い方

 

この記事を書いている私は社会保険労務士として登録してから通算4年程。

残業を減らすコツをテーマに上記3点を中心に詳しく解説していきます。

残業が起きる3つの理由

残業には大きく分けて3つの種類があります。

①仕事が終わらないために起きる仕方のない残業。

②手すきの時間ができてしまうがために起きてしまう残業

③だらだら残業と呼ばれる生活残業

 

この方法で減らせる残業は③のだらだら残業と呼ばれる生活残業です。

5分ほどで読める記事ですが、早く結論が知りたいという方は、この方法で減らせる残業の項目をご覧ください。

①仕事が終わらないために起きる仕方のない残業

 

いわゆる普通の残業です。

この残業が最も想像しやすい残業かと思います

要は仕事が多すぎて時間内に終わらないがために発生する残業です。

この残業を減らすのはかなりの手間と労力がかかります。

もちろん減らす方法はあるのですが、ここでは残業時間を簡単に減らす方法をご紹介しようと思いますので、割愛します。

後日、残業を減らすアイデアのヒントになるような記事を作成しようと思っていますので、よければそちらもご覧ください。

②手すきの時間ができてしまうがために起きてしまう残業

 

この残業は、業務上待機時間ができてしまうために起きる残業です。

例えば積み荷が届かないと作業をはじめられない業種や、何かしら他の会社との連携が必要な部署に起きてしまう残業です。

この残業も減らすのが難しい残業です。が、もちろん減らす方法はありますし、残業を減らすアイデアのヒントになるような記事も後日作成しようと思っていますので、良ければそちらもご覧ください。

③だらだら残業と呼ばれる生活残業

 

①・②以外の残業がこのだらだら残長と呼ばれる③の生活残業です。

ですが、見分け方が非常に難しいのがこの生活残業というものでもあります。減らしてみて初めてだらだら残業、生活残業だったんだと分かる場合も多いです。

ちなみになぜ生活残業が起きるのかというと、残業はある程度なら従業員にとって有利だからです。

この記事をご覧になるような方ならご存知かと思いますが、残業時間に対する報酬は基本1.25倍です

例:時給1,000円で月に20時間の時間外労働(残業)があった場合の比較

通常:1,000円×20h=20,000円

残業:1,000円×1.25×20h=25,000円

なんと5,000円もお得なんです。

 

同じ仕事をして給料が1.25倍もらえるなら定時にすべての業務を終わらせずにある程度は残業に回した方がお得ですよね?

これがだらだら残業。生活残業が起きるメカニズムというわけです。

では、この生活残業をどのように減らしていくのかをご紹介します。

 

残業時間を減らす最も簡単な方法

前の段落でこの記事の内容で減らせる残業は生活残業だということをご紹介しました。

ではその残業を減らす具体的な方法なのですが、それは

残業を申請制にすることです。

・・・・・・

いやいや、そんな簡単なことで減るわけないじゃん、とか、そんなんうちでもやってるし、とか、そういう声が聞こえてきそうですが。

いやいやいや、簡単な方法ですが、結構馬鹿にしたものじゃないんですよ。ちゃんと効果があるんです。

実際、残業を申請制にしただけで、月の平均残業時間が40~50時間あった会社が、なんと20時間前後に減ったという事例もあるくらいです。

とはいえど、普通に申請させただけで減るわけではありません。

よりややこしく、よりめんどくさい申請用紙が必要です。

ちなみになぜこのようなややこしい申請用紙にしているかというと、めんどくさい申請用紙にしていらない残業を抑制しようという効果を期待しているのはもちろんあるのですが。

重要なのは、残業をしようとしている従業員の方と、残業を承認する所属長の方に、今一度本当に残業が必要なのか見直してほしいからです。

申請書を書くことによって、残業をするという事は一体どういうことなのか、従業員さんにもう一度考えてもらうきっかけになればいいと思っています。

最終的に残業を減らすためには、従業員のマインドの変化と、所属長の労務管理能力の育成が不可欠ですからね。

最後に注意点です。

この残業申請書は、ある程度残業時間の抑制に効果はあるのですが、実は根本的に残業を減らすという事にはなりません。

残業を減らすという事はやはり業務手順の細かい見直しと、運用していく従業員のマインドの改革が不可欠なのです。

また、この申請書を取り入れる際の注意点として、生活残業は従業員の生活の基盤になっている場合もあるという事を念頭に置いておく必要があります。

従業員さんの様子を見ながら適宜、残業を減らす方策を取り入れてみてください。

 

それでは今回は以上となります。

この記事が従業員さんのワーク・ライフ・バランス。そして労使の健やかな関係が築けるきっかけになれますように祈ってます。